簡単!カレー教室(カレーの歴史編)

「さあ、今日はカレーにしよう。」

街でカレーの香りが漂ってきたからなのか、テレビでカレーの特集をやっていたからなのか、気軽な気持ちで突然、本日の夕食にカレーライスを選択することがあります。

お肉に玉ねぎ、人参、じゃがいも、そして「カレールウ」が揃えばみんな大好きカレーライスの完成です。

こんなに美味しいのにこんなに簡単。

しかし実は、美味しいカレーライスが家庭で簡単に食べられるようになるのには、長い長い歴史があるのでした。

その長い歴史をごく簡単に書くと、下のようになります。

種類も多く、扱いも難しいスパイス達。

それを出来るだけ簡単に誰でも使いやすくと、イギリスで作られたのが、たくさんのスパイスを万人が好きな香りに調合したカレー粉

※カレー粉は18世紀末頃イギリスで生まれ、クロスアンドブラックウェル社が世界で初めて製品化した。

何十種類ものスパイスをイチから配合しなくてよくて、みんなが好きなあのカレーの香りを生み出すカレー粉、すごく便利!

だと思ってしまいますが、実際のカレー粉を目の前にすると、普通の人は手も足もでないのです。

そう、カレー粉とは、カレーの香りがするのみで、塩味も甘味も旨味もありません。

スパイスとは、料理に香り付けをするものだからです。(あと、色付けと辛みの効果もあります)

明治時代に日本に入ってきた「カレー粉」、それをプロの料理人達は使いこなし、レストランで「欧風カレーライス」が高級メニューとして生み出されました。

さて、ここから先が日本人のすごいところですね。

この手間暇もかかる上にとてもややこしいカレーライスというメニューを家庭で簡単に作れるようにすべく、カレールウというものを開発してしまったのです。

(1945年オリエンタル即席カレー(粉末状)が初のカレールウとして世に誕生し、その後も各社が参入しながらも製造工程が秘密のベールに包まれたカレールウ、キャニオンスパイスも1979年の創業から独自の研究でトレー入りのカレールウの開発に取り組み、その手法を確立しました)

以後、現在に至ってもカレールウは日本の食文化の大きな特徴の一つであり続けています。

昨今、レトルトカレーがカレールウの市場を越えて伸長し、カレールウは縮小傾向にあると言われていますが、僕たちはやっぱりカレールウで作るカレーが大好きなので、再び大きな風を起こせるように邁進していきます!

以下、キャニオンスパイスの代表的なカレールウです。キャニオンスパイスが運営するECサイト「マサランショップ」よりお買い求めいただけます。

圧倒的人気!1歳から食べられるやさしい味わい。
今日は特別なカレーを。原材料にこだわり抜き、上品で深みのある味わいです。
キャニオンスパイスにしか出来ない?ルウベースとレトルトの調理ソースの組み合わせセット。

キャニオンスパイスのイベント情報、マサランショップのお得な情報などはインスタグラムの方で発表させてもらうことが多いので、是非ともフォローしてください!

キャニオンスパイス公式インスタグラム → https://www.instagram.com/canyon_spice/?hl=ja

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